<「サロン(土)教師」のコミュケーション手段はネットがよい>

 教師文化を伝承し発展させるサロン(=コミュニティー)を作るためには「機能的なコミュケーション手段」が必須と思う。忙しい日常ではなかなかコミュニケーションがとれないわけだから、「集まろうよ」という呼びかけすらままならないのが実情である。

 そこで提案したいのはネットの利用である。携帯メールが簡便でよい。グループへの一斉メールの機能を活用するのもよい。可能ならばメーリングリストやSNS、ブログの共有と言う手段もある。でもネットでの連絡方法にこだわってはいけない。年配の教師の中には苦手な人もいるからである。ネットが苦手な人には、個別にコミュニケーションをとる。電話も併用し、連絡経路(AさんにはBさんから、と言うようなこと。)が一定になるようだとベターであろう。

但し、ネット上での“議論”は避けたい。誤解によるトラブルを招きやすい。あくまでも、集合日時や場所の連絡のみに留めないといけない。参加・不参加の表明も避ける。教師にはまじめな人が多いので、連絡することに負担感を感じる人が出てくるからである。世話人はいたほうがよいが、組織的にはしないことだ。あくまでも、「土曜日にそこへ行けば仲間と談笑できるか・も・し・れ・な・い・サロン」であればよい。

 特にサロンが定着するまでの時期には、ネットによるコミュニケーション手段がとても有効なはずである。そしてサロンが定着し、盛り上がって「イベントをやろうよ」となった場合には、さらにネットがなくてはならないツールになっていることであろう。